ContextCaptureユーザーガイド

コンテンツ

ブロックの「3Dビュー」のコンテンツは、ブロックで使用可能なデータによって異なります。コンテンツの表示は、「表示スタイル」ドロワーで制御できます。

写真

位置が判明している写真のみが3Dビューに表示されます。

完全なポーズ(位置と回転が判明している)を有する写真が、方向付けされた視錐台とともに表示されます。これらを選択すると、近似された視野が3Dで表示されます。

写真は、キャリブレーションステータス、およびタイポイントの投影のRMSに応じて色付けされます。

投影誤差(px)

キャリブレーションステータス

< 1px

キャリブレーション済み

[1px、3px[

キャリブレーション済み

> 3px

キャリブレーション済み

不明

(キャリブレーションされていないブロック内では)キャリブレーションなし

不明

(キャリブレーション済みのブロック内では)キャリブレーションなし

不明

キャリブレーション済み*

(*)タイポイントのないインポート済みの写真に対して発生する可能性があります

測量ポイント

測量ポイントの記号によって、測量ポイントタイプ(ユーザータイポイントまたは測量ポイント、検証点)を識別することができます。

投影誤差(px)

基準点(キャリブレーションに使用)
基準点の"検証点"(キャリブレーションには使用されない)
ユーザータイポイント(キャリブレーションに使用)
ユーザータイポイントの"検証点"(キャリブレーションには使用されない)

基準点は実際の3D位置に応じて3Dビューに配置され、ユーザータイポイントは推定された3D位置に配置されます。

測量ポイントは、入力写真における計測の投影誤差のRMSに応じて色付けされます。

投影誤差(px)

< 1px

[1px、3px[

> 3px

不明なエラー

無効な測量ポイント*

(*)計測が十分ではありません

「表示スタイル」ドロワーでカメラサイズを制御できます。

生成されたタイポイント

空中三角測量によって生成された色付けされたタイポイント。

「表示スタイル」ドロワーで点のサイズを制御できます。

スプラット

スプラットは、タイポイントの代替の表現手法です。各ポイントのサーフェスにテクスチャを加えるため、3Dコンテキスト(表示されたシーン)がわかりやすくなります。各タイポイントは、そのポイントが表示されている写真の一部が適用された平らな正方形で示されます。

スプラットは既定で、空中三角測量の手順の中で処理されます。ブロックの「全体」タブから手動で処理を開始することもできます。

スプラットの表示と非表示は「レイヤ」メニューで切り替えます。スプラットのサイズは専用のスライダーを使用して制御します。

生成されたタイポイントと、対応するスプラットの表示

スプラットはリアリティメッシュの品質を反映するものではなく、タイポイントの位置決めをわかりやすくするためだけの機能です。

「表示スタイル」ドロワーでスプラットサイズを制御できます。

点群

スキャンからインポートされたブロックの点群。

「表示スタイル」ドロワーで点のサイズを制御できます。

3Dメッシュ

このブロックから生成された3Dメッシュを表示できます。

表示スタイル:

  • ソース:ブロックから生成可能なメッシュの内、どれを表示するかを選択します(サポートされているフォーマット:3MX, 3SM)。
  • スタイル:定義済みのスタイルを選択してワイヤフレームとテクスチャの組み合わせを設定します。
  • 背面カリング:カメラに背を向けているモデルの面を隠します。屋内シーンのナビゲーションを容易にするためなどに使用できます。

注釈

注釈は固有のモデル制作タイプです。このタイプは、ContextInsights AI技術を使用して、リアリティデータから情報を自動的に抽出します。

複数のタイプの注釈が存在しますが、それらはすべて3Dで表示できません。

  • 2Dオブジェクト
  • 3Dオブジェクト
  • 2Dセグメンテーション
  • セグメント化されたメッシュ

これらは3Dビューで表示できる注釈タイプです。

2Dオブジェクト

3Dオブジェクト

2Dセグメンテーション

セグメント化されたメッシュ

3Dビューでは、表示スタイルタブを使用して、注釈を隠線またはフィルタ条件クラスとして表示できます。3Dオブジェクト注釈を、同じリコンストラクションの部分となるメッシュにオーバーレイすることもできます。

グリッド/軸

基本のグリッドおよび軸を使用すると、シーンの尺度と向きをおおまかにチェックできます。

グリッドおよび軸の例

ベースマップ

ベースマップでは、3Dビューに参照3Dコンテンツを追加できます。

ベースマップマネージャを使用して、ベースマップレイヤを追加したり、管理したりすることもできます(「ベースマップマネージャ」(37ページ)も参照)。

ローカルデータから作成されたベースマップの例

写真ナビゲーション

このコマンドを使用して、写真ナビゲーションをアクティブにします。

「写真ナビゲーション」も参照してください。